Case3|本当は何がしたいのか分からない― 周りの期待に応えて生きてきたのに、なぜか苦しい ―

本当は何がしたいのか分からず人生の方向性に迷う男性のホロスコープ鑑定事例

相談者のプロフィールとご相談内容

30代後半のSさん(仮名)。

仕事に大きな不満があるわけではなく、周囲からは真面目で責任感があると言われています。

しかし、

  • 今の仕事を続けていていいのか分からない
  • 転職したい気持ちもある
  • でも何がしたいのか分からない
  • 人から期待されると応えてしまう
  • 気づくと自分の気持ちより周囲を優先している

そんな悩みを抱えていました。

今の仕事が嫌というわけではありません。
でも、このままでいいのかなと思うことがあります。
転職も考えたことはありますが、本当に転職したいのかもよく分かりせん。
人から頼まれると断れないことが多く、自分の希望より周囲を優先してしまいます。
気づけば、「自分は本当はどうしたいんだろう」と考えることが増えていました。

目次

ホロスコープから見えたこと

Sさんのホロスコープを拝見して、まず目に留まったのが、金星乙女座11度「母親の期待の鋳型にはまる少年」というサビアンシンボルでした。

このシンボルは、「周囲の期待や求められる役割に応えようとする力」を表しています。

相手の気持ちを察し、必要とされる役割を引き受ける。周囲から見れば優しく、責任感のある人です。ただ、その力が強く働くと、「自分がどうしたいか」よりも、「どうするべきか」を優先しやすくなります。

さらに、月乙女座3度「保護をもたらす二人の天使」も印象的でした。

このシンボルには、人を支えたい、困っている人を放っておけない、そんな献身的な優しさがあります。しかし同時に、自分より相手を優先することが当たり前になりやすい傾向もあります。

本当は何がしたいのか分からない理由

Sさんのお話を聞いていて感じたのは、本音がないわけではないということでした。 やりたいことが全くないわけではない。嫌なこともある。好きなこともある。

それでも、人生の大切な選択になると急に分からなくなってしまう。その背景には、長い間、「人との摩擦を避けること」を優先してきた可能性があります。

例えば、本当は断りたい、本当は違う選択をしたい、本当は別の道に進みたい。

そんな気持ちがあっても、相手をがっかりさせたくない、期待を裏切りたくない、関係が悪くなるのが怖い。そうして自分の気持ちを後回しにしているうちに、少しずつ自分の声が聞こえにくくなってしまうのです。

このホロスコープが伝えているテーマ

今回のホロスコープから感じたのは、Sさんの人生の課題が、「もっと周りに合わせること」ではなく、「自分の気持ちを尊重すること」にあるということでした。

人との調和を大切にすることは素晴らしい才能です。しかし、調和のために自分を後回しにし続けると、いつの間にか人生の主役が自分ではなくなってしまいます。

まずは、「私はどうしたい?」という問いを持つこと。 たとえ小さなことでも、自分の気持ちを確認すること。

そこから少しずつ、自分らしい人生が始まっていくのかもしれません。

ひなたからのメッセージ

「本当は何がしたいのか分からない」という悩みを抱えている方は少なくありません。

でも、それは本音がないからではなく、長い間、周囲の期待や空気を優先してきた結果、自分の気持ちが見えにくくなっているだけなのかもしれません。

ホロスコープは、未来を決めるものではありません。けれど、なぜ同じ悩みを繰り返すのか、なぜ自分の気持ちが分からなくなるのか、その背景を知るヒントを与えてくれます。

もし今、「このままでいいのだろうか」という感覚があるなら、答えを探す前に、まずは自分の気持ちに耳を傾けてみてください。そこに、生きづらさを軽くするための大切なヒントが隠れているかもしれません。

この記事を書いた人

はじめまして、ひなたです。

以前の私は、
「もっと頑張らなきゃ」
「変わらなきゃ」
と、自分を責め続けながら生きていました。

心理学や自己理解、心について学ぶ中で、
本当に必要だったのは、
“自分を否定し続けないこと”だったのかもしれないと感じています。

このブログでは、
自己否定や生きづらさに苦しんできた経験をもとに、
心について感じたことを発信しています。

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