こんにちは、ひなたです。
突然ですが、「本当はどうしたいの?」と聞かれて、言葉に詰まってしまったことはありませんか?
仕事のこと。 人間関係のこと。 これからの生き方のこと。
周りの相談には乗れるし、人の気持ちもよく分かる。なのに、自分のことになると急に分からなくなる。そんな経験がある方も多いかもしれません。
※本記事は、実在するホロスコープをもとに、個人が特定されないよう内容を一部再構成したケースです。
「本当はどうしたいの?」と聞かれて困ってしまうSさん
Sさんは、とても優しい人でした。職場でも家庭でも責任感が強く、周囲からの信頼も厚い。頼まれごとを断ることはほとんどなく、「ありがとう」と言われることも多い方です。
ですが、その一方でこんな悩みを抱えていました。
- 転職したい気持ちはある。でも今の職場に迷惑をかける気がして決断できない。
- 本当は断りたいこともある。でも相手のことを考えると断れない。
- やいあたいことが全くないわけではない。でも、それが本当に自分の望みなのか分からない。
周囲からは、「真面目でしっかりしている人」と思われているのに、本人の中では「私は何がしたいんだろう」という迷いが続いていました。
人の気持ちは分かるのに、自分の気持ちだけが見えなくなっていた
Sさんのホロスコープを見ると、太陽と月の組み合わせは以下のようになっていました。
- 太陽のサビアンシンボル:魚座10度『雲の上の飛行家』(人生のテーマ)
- 月のサビアンシンボル:乙女座21度『少女のバスケットボールチーム』(心の土台)
この組み合わせから見えてくるのは、高い共感力と協調性です。
魚座は人の気持ちや空気を敏感に感じ取ります。乙女座は状況を観察し、「どうすればうまくいくか」を考えます。
そのためSさんは、誰かが困っていると自然に気づき、その場が円滑に回るよう行動できる人でした。それは素晴らしい才能です。
ですが同時に、「私はどうしたい?」よりも、
「周りは何を求めている?」を優先しやすくなります。
気づけば、自分の気持ちよりも周囲の期待を優先することが当たり前になっていたのです。
苦しさの正体は「優しさ」だった
Sさんは長い間、自分に問題があると思っていました。 優柔不断だから。決断力がないから。自分軸がないから。
でも、ホロスコープを読み解いていくと見えてきたのは全く違う景色でした。
Sさんが苦しかったのは、自分勝手だったからではありません。むしろ逆です。 周囲を大切にできる人だったから。相手の立場を考えられる人だったから。誰かを傷つけたくなかったから。
だからこそ、自分の気持ちを後回しにする癖が身についていたのです。
ホロスコープから紐解く、Sさんの本質設計
1. Sさんの才能|「共感」と「客観性」のバランス
ホロスコープから見えてきたSさんの大きな才能は、「人の気持ちや状況を察知する力」です。
相手の表情、言葉にならない感情、その場の空気。そういったものを自然と読み取ることができます。
また、感情だけで判断するのではなく、
一歩引いた視点から状況を整理する力も持っています。そのため、以下のような場面で力を発揮しやすいでしょう。
- 人の相談に乗る
- サポート役になる
- チームを調整する
- 相手の気持ちを言語化する
2. Sさんが活きる環境|個性が尊重される自由な場
Sさんは協調性があります。しかし、ただ周囲に合わせる環境が向いているわけではありません。むしろ、個性が尊重される環境の方でこそ、本来の力を発揮できます。
- 意見を自由に言える
- 多様な価値観が認められる
- 自分の裁量がある
- 人間関係で過度な同調圧力がない
逆に、「みんなと同じでなければならない」「空気を読まなければならない」という環境では、さらに自分の気持ちが見えなくなってしまうかもしれません。
3. Sさんが大切にしたい価値観|「優しさ」と「自己犠牲」を分ける
Sさんのホロスコープから感じたテーマは、「優しさ」と「自己犠牲」を混同しないことでした。
優しい人ほど、相手を優先します。ですが、自分を後回しにし続けることは、本当の意味での優しさではありません。
自分の気持ちを大切にすること。自分の本音に耳を傾けること。 それは決してわがままではありません。むしろ、長く人を大切にしていくために必要なことなのです。
本音が見えてくると、人生の選択が変わり始める
ホロスコープを読み解いたことで、Sさんの中にあった迷いは少しずつ整理されていきました。
「私は何も考えていなかったわけじゃない」 「自分勝手になりたくなくて悩んでいたんだ」
そう気づいたのです。すると、今まで見えなかった本音が少しずつ見えてきます。
やりたくないこと。本当は望んでいること。無理をしていること。そして、本当に大切にしたいもの。
人生は突然変わるわけではありません。ですが、自分の本音が分かるようになると、選択が少しずつ変わり始めます。その積み重ねが、やがて「自分らしい人生」へと繋がっていくのです。
ひなたからひとこと
本質設計セッションでは、「あなたはこう生きるべきです」という答えをお渡しするのではなく、生まれ持った特性や価値観を整理しながら、あなた自身が納得できる選択の軸を見つけていくお手伝いをしています。
自分が何を大切にしているのか。どんな環境で力を発揮しやすいのか。どんな選択が自分らしいのか。
そうしたことを見つめ直すことで、誰かの正解ではなく、自分自身が納得できる生き方が少しずつ見えてきます。
もし今、「本当はどうしたいのか分からない」「自分の気持ちが見えなくなっている気がする」そんな感覚があるなら、それは本音がないのではなく、人を大切にしてきた優しさの中で、自分の声が少し聞こえにくくなっているだけなのかもしれません。
自分を変えるためではなく、自分を知るために。

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