「変わらなきゃ」と思っていた私が見落としていたこと

本当の自分を見失い、「変わらなきゃ」と思い続けていた女性が自己理解と向き合うイメージ

「もっと自信を持たなきゃ」 「もっと人とうまく話せるようにならなきゃ」 「もっと自然体でいられるようにならなきゃ」

私は長い間、そんなふうに思いながら生きていました。

何か問題が起きるたびに、「今の自分ではダメなんだ」「何かを変えなければいけないんだ」そう考えていたのです。

今振り返ると、私はずっと「変わること」に必死でした。 でも、本当に必要だったのは、変わることではなく、自分を知ることだったのです。

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私は「できない自分」が問題だと思っていた

私は昔から、生きづらさの原因は自分にあると思っていました。

人とうまく関われないのは、コミュニケーション能力が足りないから。 自信がないのは、自分に魅力がないから。 人間関係が苦しいのは、自分が弱いから。

そんなふうに考えていました。

だから、自分を分析する時も、
「どうすればもっと良くなれるだろう」「どうすれば普通になれるだろう」という視点ばかりでした。

今思えば、それは自分を理解するための分析ではなく、自分を修正するための分析だったのかもしれません。

友達を作ろうとして気づいたこと

ある時、私は友達や共通の仲間が欲しいと思い、絵本のセミナーに参加しました。子どもが生まれてから、同じような価値観を持つ人と出会いたいと思うようになったからです。

そこで参加者同士で話す時間がありました。 周りの人たちは自然に雑談をしているように見えました。でも私は違いました。

変なことを言ってしまった気がする。 ずれた発言をした気がする。 うまく話せなかった。

そんなことばかり考えていました。

そして帰り道には、「私はコミュニケーション能力がないんだ」「話すのが下手なんだ」「もっと自信を持たなきゃ」と反省会が始まるのです。

私が気にしていたのは、会話ではなかった

でも、後になって気づきました。本当は会話が問題だったわけではありませんでした。

私が気にしていたのは、「どう見られるか」だったのです。

人から変に思われたくない。 感じの悪い人だと思われたくない。 誤解されたくない。 印象よく見られたい。

私はずっと、「どうありたいか」ではなく、「どう見られたいか」を考えていました。だから自然体でいられなかったのです。

本当の自分を知ってほしいと言いながら

今思うと、少し不思議です。 私はずっと、「本当の自分を分かってほしい」と思っていました。

でも、その一方で、本当の自分を見せることを怖がっていました。

失敗した自分。かっこ悪い自分。人と違う自分。弱い自分。 そういう部分を隠しながら、理解してほしいと思っていたのです。そして気づきました。

本当の自分を置き去りにしていたのは、他人ではなく私自身だったのです。

「あなたはあなたのままでいい」が苦手だった

世の中には、「あなたはあなたのままでいい」という言葉があります。 でも昔の私は、この言葉があまり好きではありませんでした。

正直に言うと、綺麗事に聞こえていたのです。

だって、人は努力しなければ成長しない。欠点は改善した方がいい。できないことはできるようになった方がいい。そう思っていたからです。

私はよく、「泥のついた大根のままでは誰も食べない」と思っていました。 綺麗に洗って、切り方を工夫して、味付けをして、初めて価値が生まれる。人間も同じだと思っていたのです。

だから私は、欠点を直そうと頑張っていました。

でも、その欠点は本当に欠点なのだろうか

そんなある時、ふと思ったのです。 そもそも、「これは欠点だ」と決めたのは誰なのだろう。

人に合わせすぎること。 敏感すぎること。 深く考えすぎること。 一人の時間が必要なこと。

本当にそれは欠点なのだろうか。

もしかしたら、私が勝手に欠点だと思い込んでいただけかもしれない。 もしかしたら、磨かれていない原石だったのかもしれない。 もしかしたら、私らしさそのものだったのかもしれない。

そう考えるようになった時、初めて私は、「変わること」ではなく、「知ること」に興味を持ち始めました。

私がホロスコープやサビアンシンボルに惹かれた理由

ホロスコープやサビアンシンボルに惹かれた理由も、そこにあります。未来を当ててほしかったからではありません。自分を知りたかったからです。

  • なぜ私は人と同じように生きようとすると苦しくなるのか。
  • なぜ同じテーマを繰り返してしまうのか。
  • なぜこれほど大切にしたいものがあるのか。

ホロスコープやサビアンシンボルを学ぶ中で、欠点だと思っていたものが特性として見えてきました。苦しみだと思っていたものが人生のテーマとして見えてきました。

それは、新しい自分になるためではなく、本来の自分を思い出していくような感覚でした。

何者かになる前に、まず自分を知る

私は今でも成長したいと思っています。変化することが悪いとは思いません。 でも以前の私と違うのは、自分を否定しながら変わろうとは思わなくなったことです。

まずは知る。 自分がどんな人間なのか。何を大切にしているのか。どんな時に苦しくなるのか。何に喜びを感じるのか。

そこを知らずに変わろうとしても、また別の理想像を追いかけるだけになってしまいます。

もし今、「もっと変わらなきゃ」と苦しくなっているなら、その前に一度、「私はどんな人間なんだろう」と問いかけてみてください。

何者かになろうとする前に、自分を知ること。 そこから見えてくる景色は、きっと今までとは少し違うはずです。

この記事を書いた人

はじめまして、ひなたです。

以前の私は、
「もっと頑張らなきゃ」
「変わらなきゃ」
と、自分を責め続けながら生きていました。

心理学や自己理解、心について学ぶ中で、
本当に必要だったのは、
“自分を否定し続けないこと”だったのかもしれないと感じています。

このブログでは、
自己否定や生きづらさに苦しんできた経験をもとに、
心について感じたことを発信しています。

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